コマンドモードへの道

共通科目情報処理(実習)、国際総合学類対象、1996年12月13日

                                       電子・情報工学系
                                       新城 靖
                                       <yas@is.tsukuba.ac.jp>

このページは、次の URL にあります。
http://www.hlla.is.tsukuba.ac.jp/~yas/ipe/kokusai2-enshu-1996/1996-12-13 /command-mode.html
あるいは、次のページから手繰っていくこともできます。
http://www.hlla.is.tsukuba.ac.jp/~yas/ipe
http://www.hlla.is.tsukuba.ac.jp/~yas/index-j.html
http://www.ipe.tsukuba.ac.jp/~yshinjo
http://www.ipe.tsukuba.ac.jp

■Sunのコマンドモードの利用

授業では、ネットワーク・ニュースや電子メールを読み書きするために、 mnews というプログラム(コマンド)を使います。パソコン(FMR,Macintosh)か ら mnews を使うには、裏で動いているSun というコンピュータに接続して、 mnews を実行しなければなりません。この時、正面のコンピュータでは、通信 プログラムを動かします。正面のコンピュータとしては、FMR-60 でも、 Macintosh でも、学類のコンピュータでも、図書館のコンピュータでも、ある いは、自宅にあるモデムが接続されたパソコンでもかまいません。

mnews などのコマンドを使うには、Sun に接続して、「コマン ドモード」にします。コマンドモードでは、コンピュータは、画面に 「%」という記号を出します。これは、人間にコマンドの打込 みをうながしている(prompt)のです。

■コマンドモードの利用への道(telnet)

電源からコマンドモードまで

FMR や Macintosh で電源を入れてからコマンドモードに至るまでの道筋、逆 に、コマンドモードから電源を切るまでの道筋は、次のようになっています。

  1. 正面のコンピュータの電源を入れる。 FMRでは、正面の「Power」スイッチを押す(→手引き(入門編)[5])。 Macintosh では、裏の2ヵ所(1つは本体、もう1つモニタ)のスイッチを入 れる(→手引き(入門編)[50])。
  2. 通信プログラム(telnet)を実行する。
    FMRでは、「アプリケーション」の「授業支援システム」を 開く(ダブルクリック)。 Macintosh では、「Mac HD」または「Machintosh HD」→「通信」→「ASL Telnet 2.3/b4」→「授業支援システム」の順に、開いていく(ダブルクリッ ク)。
  3. 何もしなくても、次の状態に進む。 「login: 」が出てきたら、正面のコンピュータと裏で動いて いるコンピュータの接続が完了した。
  4. ログイン名とパスワードと打つ。 「login: 」に対して、ユーザID(最後に[←])を打込 む。「Password: 」に対して、パスワードを打込む(最後に [←])。ユーザIDは、画面に表示されるが、パスワードは、 画面には表示されない。両方とも正しければ、利用権限の確認が終 わり、「センター掲示板」が表示される。
    間違った時には、何度か「login: 」にログイン名、 「Password: 」にパスワードを打つことを繰り返す。
    1分以内に成功しなければ、窓が閉じてしまう。その時は、2. からやり直す。
  5. センター掲示板」の表示を終了させる(qを打つ)。 電子メールやディスクの残り容量を確認する([←]を打つ)。 すると、「学生支援メニュー」が表示される。
  6. 学生支援メニュー」の表示で、「2.コマンドモード」を選 ぶ(2 [←] と打つ)。 すると、「% 」が表示される。 この状態が、目的の「コマンドモード」である。
    この状態で、いろいろなコマンドを実行することができる。mnews も、この状 態から「% 」にたいして、「mnews [←]」 と打つことで実行できる。 mnews のプログラムが実行され、mnewsの画面が表示される。mnews を終了さ せる(q)と、また「% 」が表示される。
  7. コマンドモード」を終了させるには、「% 」に対して、 「exit [←]」と打つ。
  8. 学生支援メニュー」を終了させるには、「q [←]」と打つ。 すると、画面が消え、正面のコンピュータと裏で動いているコンピュータの接 続が遮断される。ただし、正面のコンピュータで通信プログラムはまだ動いて いる。
  9. 正面のコンピュータで動いている通信プログラム(telnet) を終了させる。
    FMR では、「セッション」をマウスでクリックし、メニューを表示 させ、「終了(X)」を選ぶ。 Macintosh では、「File」メニューから、「Quit」を選ぶ。(左上 の「File」にマウスの矢印を合わせてボタンを押し、ボタンを押したまま 「Quit」の部分まで動かして離す。) 開いた窓を閉じる。(左上の□をクリックするか、「ファイル」メ ニューから「ウィンドウを閉じる」を選ぶ。)
  10. 正面のコンピュータの電源を切る。
    FMRでは、「アプリケーション」の「終了」を 開く(ダブルクリック)。 Macintosh では、Finder の「特別」メニューから、「システム終了」を選ぶ。 「この状態で 電源が切れます」と表示されたら、後ろの電源を2ヵ所(1つは本 体、もう1つモニタ)を切る。(→手引き(マルチメディア編)[52])

■telnet利用時の制限

通信プログラム telnet の画面では、普通にパソコンを使っている 時と比較して、次のような制限があります。

■コマンドモードの利用への道(X Window編)

Xウィンドウを使ってコマンドモードに達する方法があります。


[WWW/Netscape] [WWW/links] [command-mode] [mnews/netnews/r] [mnews/email]
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Last updated: 1996/12/13 01:43:40
Yasushi Shinjo / <yas@is.tsukuba.ac.jp>