共通科目情報処理(実習)、国際総合学類対象、1997年02月07日 電子・情報工学系 新城 靖 <yas@is.tsukuba.ac.jp>
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http://www.hlla.is.tsukuba.ac.jp/~yas/ipe/kokusai2-enshu-1996/1997-02-07
/mac-copy-and-paste.html
あるいは、次のページから手繰っていくこともできます。
http://www.hlla.is.tsukuba.ac.jp/~yas/ipe
http://www.hlla.is.tsukuba.ac.jp/~yas/index-j.html
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エディタやワープロでは、カット・アンド・ペースト(cut & paste)という操作がよく使われます。カットとは、文書の一部を表面上削除 するのですが、内部的なメモリに保存することです。ペーストとは、カット操 作で保存してものを、文書に挿入することです。カット・アンド・ペーストと よくにたもので、コピー・アンド・ペースト(copy & paste)と いうものもあります。コピー・アンド・ペーストでは、操作対象の文書の一部 は、削除されずに残っています。
Macintosh では、アプリケーション(プログラム)とアプリケーションの間で でも、カット・アンド・ペーストやコピー・アンド・ペーストが使えます。 Telnet や Netscape では、カット操作ができる場所はあまりありませんので、 コピー&ペーストが主に使われます。
Macintosh でコピー&ペーストのコピーをするには、次のようにします。
File
メニューからCopy
を選ぶ。
File
メニューからPaste
を選ぶ。
Macintosh では、テキスト(文字)だけでなく、図にたいしてもコピー&ペー ストが使えます。Macintosh ワードプロセッサで文書の途中に図を張り込む時 にも、コピー&ペーストの機能を使います。
図1-1 ls でファイル名を調べる
図1-2 コピーしたい部分(ファイル名)をドラッグして色を変える
図1-3 FileメニューからCopyを選ぶ
図1-4 コマンド名と引数の一部(ディレクトリ名)を打込む
図1-5 FileメニューからPasteを選ぶ
図1-6 画面に先ほどコピーしたテキストがキーボードから打ったかのごとく現われる
このように、長いファイル名をキーボードから打つ代わりに、ls で表示して、 その結果を使うことができます。得にファイルを削除する時など、打ち間違え が許されない時には、必ずコピー&ペーストを使うといいでしょう。mnews で、 1つのファイルに複数の記事を保存(アペンド)する時、同じファイル名を何 度も何度も打つのではなく、最初に打った時に、リターンを打つ前にコピーし、 以後ペーストすると楽です。また、コマンドの一部を打ち間違えた時に、正し い部分を抜き出してきてもう一度打つ手間を省くことができます。
Netscape
でも、ほとんど同じです。ただし、ペースト機能が
使えるのは、キーボードから文字を打込むことができるような部分だけです。
たとえば、Open Location
でキーボードから
URL
を打込むような局面だけです。
コピー&ペーストの機能は、とてもよく使うので、マウスでメニューを選ぶよ り、キーボードを使う方が早いことがあります。マウスでメニューを選ぶ代わ りに手早くキーボードを使うことを、「ショートカット(shortcut)を使う」 といいます。
コピー&ペーストのショートカットのキーは、次の通りです。
ショートカットのキーは、メニューに表示されています。
図1-7 Copyのショートカット
このように、Copy
のショートカットは、Command-C
であることがわかります。
ショートカットは、アプリケーション(プログラム)によって変るものです。 しかし、多くのアプリケーションでなるべく同じキーには同じ意味を持たせる ように設計されています。その他によく使われる共通的なショートカットをい くつか挙げておきます。