ファイルとディレクトリ

共通科目情報処理(実習)、国際総合学類対象、1997年01月10日

                                       電子・情報工学系
                                       新城 靖
                                       <yas@is.tsukuba.ac.jp>

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http://www.hlla.is.tsukuba.ac.jp/~yas/ipe/kokusai2-enshu-1996/1997-01-10
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http://www.hlla.is.tsukuba.ac.jp/~yas/ipe
http://www.hlla.is.tsukuba.ac.jp/~yas/index-j.html
http://www.ipe.tsukuba.ac.jp/~yshinjo
http://www.ipe.tsukuba.ac.jp

■今日の目標

今日の実習では、次のようなことを目標にします。

■復習

■エディタ mule (emacs,ng) の使い方

mnews で電子メールを出す時に、電子メールの本文を書くために、エディタ ng が自動的に実行されています。エディタ(editor)とは、テキスト・ファイ ルを作ったり内容を書き替えたりするためのコマンド(プログラム)です。エディ タは、mnews から自動的に実行されることもありますし、単独で実行すること もできます。エディタ ng, emacs, mule の機能について集中的に見てみます。

■エディタ mule でのかな漢字変換

電子メールを日本語で打つ場合、かな漢字変換を行う必要があります。 かな漢字変換を行うには、いくつかの方法があります。 egg (たまご)を使う方法は、mule が動く状況であれば、正面のコンピュータ で telnet を動かしていても、X-Window を動かしていても、自宅からモデム 用の通信プログラムを動かしていても、同じ方法でかな漢字変換を行うことが できます。

■telnet で delete を使う

FMR-60で動いている telnet では、そのままでは [←←(左を向いた⇒)] キー([←] の上にある左矢印)を押すと、 C-h (Control-H, Control キーを押しながら h を押す)と同じ意味 になります。Mule では、左1文字削除は、delete な ので、[←←(左を向いた⇒)] キーを押しても左1文字削除になりません。 左1文字削除をするためには、漢字で削除と書かれたキー(4つ並 んでいる←,→,↑,↓の上方にある)を押すか、 を押しながら [←←(左を向いた⇒)] キーを押します。

telnet の設定を変更すると、 [←←(左を向いた⇒)] キーの働きを変えることができます。

この変更は、telnet の「設定」メニューでできま す。

■ファイルとディレクトリ

コンピュータで扱うデータは、ファイルと呼ばれる「もの」に入っています。 ファイルは、木構造を使って、整理することができます。木構造を作るには、 ディレクトリの節を使います。ファイルには名前があります。ファイルの名前 は、ディレクトリにより決まります。

今日の目標は、次の通りです。

■muleやnetscapeによる木の探索

ファイルとディレクトリの木を探索するには、 lsコマンドの他に、 Mule のDirectory Editor や、 Netscape を使う方法もあります。

■ mnewsでネットワーク・ニュースの記事を保存する

ネットワーク・ニュースの記事は、ある保存期間が過ぎると自動的に消されま す。重要な記事をとって起きたいときには、ファイルに保存します。

今日の目標は、次の通りです。

■課題

◆8. Muleの自習機能[出題:1997/01/10,締切:1997/01/24]

Mule の自習機能を、最 後までやりなさい。

締切は、1997/01/24とします。

◆9. mnewsで記事を保存する[出題:1997/01/10,締切:1997/01/24]

mnews で、記事を保存するためのディレクトリ~/Newsを作りなさい。 そして、何か記事を保存しなさい。

締切は、1997/01/24とします。


[ng,mule] [egg/mule] [file-dir] [mnews/save] [mnews/read] [mnews/post]
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Last updated: 1997/01/10 00:03:05
Yasushi Shinjo / <yas@is.tsukuba.ac.jp>